神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2017年3月24日 エリアトップへ

中学校給食アンケート 生徒、保護者とも導入歓迎 課題は時間「短い」が半数超

教育

公開:2017年3月24日

  • LINE
  • hatena

 川崎市教育委員会が行った中学校給食アンケートで生徒、保護者とも導入を好意的に受け止めていることがわかった。

 アンケートは中学校完全実施を前に課題を把握するため、先行して給食を提供している4中学校(市立東橘中学校、市立犬蔵中学校、市立中野島中学校、市立はるひ野中学校)の生徒408人とその保護者等を対象に、2月に行った。回収率は生徒が94・9%(387)、保護者が68・4%(279)。

 結果を見ると「中学校給食が始まってよかったか」の問いに対して、生徒では「よい」47・5%、「どちらかといえばよい」が30・5%と回答。78・0%が好意的に受け止めていることがわかった。同じ問いに対して保護者では「よい」が90・0%、「どちらかといえばよい」が7・9%と97・9%が歓迎している。

 好意的な理由に関しての結果では、生徒が「家の人がお弁当をつくらなくてよいから」という保護者の負担減で42・7%、次いで「温かいものが食べられるから」41・4%、「おいしいから」39・4%。保護者では「中学生の栄養バランスに配慮されているから」が67・0%、次いで「お弁当をつくらなくてよいから」が44・7%、「献立が豊富で、毎日違うものを食べさせられることができるから」が37・7%だった。※生徒・保護者とも理由2つまでを選択。

 一方、課題として挙げられたのが給食時間について。「ちょうどよい」「長い」と答えたのが44・4%に対して、「短い」との回答が51・2%と半数を超えた。

 現在の給食時間は配膳から片づけ含めおよそ40分と定められている。授業時間は削れず、登下校の時間や朝の読書時間を短縮するなどして作り出しているが、これ以上の延長は厳しい状況とのことだ。市では「準備の工夫の好例を示し、実際の食べる時間を確保できるようにしていきたい」と話した。

川崎区・幸区版のローカルニュース最新6

川崎のまちの記憶を継承

川崎のまちの記憶を継承

デジタルアーカイブ入門

4月26日

ストリートピアノ 各所に

ストリートピアノ 各所に

5月12日までフェス

4月26日

「波乗りジャパン」初選出

幸区出身清水ひなのさん

「波乗りジャパン」初選出

世界ジュニア選手権へ抱負

4月26日

ミューザで記念演奏

市制100周年

ミューザで記念演奏

東京交響楽団と市民が共演

4月26日

平和の絵を描こう

ゆめパでキッズゲルニカ 参加者募集

平和の絵を描こう

4月26日

「育児や介護に不安」

外国人市民代表者会議 市長に報告

「育児や介護に不安」

4月26日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook