川崎区小田にある日枝大神社の例大祭が20日と21日に行われた。厳かな神事の中で、境内には多数の露店が立ち並び、賑わいを見せていた。
同神社の例大祭は、「雨乞いの儀式」として同神社が建立された平安時代から続いている。毎年５月の第３土曜日、日曜日に実施され、「市内で最初に行われる夏祭り」として知られている。
例大祭に合わせて20日に氏子町内会による連合渡御が行われた。８町内会から９基の神輿が浅田小学校の校庭を出発。太鼓や笛の音が鳴り響く中で、町内会ごとに揃いのはんてんを着た担ぎ手たちの「エイサー、オイサー」の掛け声に合わせて、商店街「マイロードおだ」を経て小田小学校まで練り歩いた＝写真。
通りに集まった見物客は手拍子を打ったり、携帯電話で写真や動画を撮ったりするなど、盛り上がりをみせた。
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