幸区秋の総合防災訓練が9月9日、御幸小学校で行われた。幸区自主防災連絡協議会(鏑木茂哉会長)と幸区役所の主催。
川崎市域直下型地震の発生に備え、地域の防災意識の高揚及び災害対応力の向上を図ることを目的として行われた。
避難所開設訓練では避難者の受付、案内係による区画の説明、救援物資の配布など、本番さながらの様子が見られた。その他、トイレ組立訓練、救出訓練、放水訓練、応急救護訓練など26の訓練項目が行われた。今回は消防車ペーパークラフトや防災的当てゲームなど、子ども達への防災意識の啓発を図るブースも初めて設置した。
放水訓練を体験した塩澤君雄さん(73)は「想像以上の圧力だった。体験してなければ実際の場面では無理だと思う。体験してよかった」と語った。
鏑木会長は「東日本大震災で高まった防災意識も徐々に薄れてきている。訓練に参加することで知識を蓄えることが大切だ」と訓練に参加することの意義を唱える。
石渡伸幸幸区長は「子ども向けブースを作ったことで親子連れの参加者が多く見られた。多様な世代が参加できる訓練になった」と手応えを感じていた。
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