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医療レポート 大規模な災害に備えて万全の体制を 北関東豪雨災害で医療チーム「DMAT」を派遣
「相模原協同病院」(相模原市緑区橋本2の8の18、高野靖悟病院長)は、県北・多摩エリアの総合病院として、長年にわたり地域中核病院の役割を担ってきた。
同院は1998年に災害拠点病院の指定を受け、災害時の医療救護を担う病院としても位置付けられている。また2014年には、県から「神奈川DMAT指定病院」としての指定を受けた。DMATとは、大規模な災害・事故が発生した場合、災害の急性期(災害発生から48時間以内)に迅速に活動できる機動性を備え、専門的な訓練を受けた医師、看護師らによる医療チーム。同院でも、厚生労働省が実施する研修を受講し、専門的な訓練を受けたチームを編成している。
DMATは活動として、主に院内での災害訓練の中心的役割を担う他、外部で開催される地域の災害訓練等にも積極的に参加。相模原地域での大規模な事故や自然災害の発生に備え、DMATも含め病院全体が機動的な体制を整えている。
そのDMATが、9月に発生した北関東での豪雨災害に、県からの要請を受け、初出動した。茨城県内の活動拠点本部の病院に向けて出動し、現地では決壊による浸水で孤立した病院へ向かい、患者搬送等を行った。リーダーを務める災害医療担当部長兼形成外科副部長の一氏俊世医師は「災害医療体制の整備や医療支援活動を積極的に行い、災害医療に貢献してまいります」と話している。
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