神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
平塚版 公開:2017年12月14日 エリアトップへ

「湘南ひらつか第九のつどい」でコンサートマスターを務める 白井 英治さん 平塚市出身 68歳

公開:2017年12月14日

  • X
  • LINE
  • hatena

音の橋架けつなぐ心

 ○…年末の風物詩として親しまれる「湘南ひらつか第九のつどい」では、バイオリン奏者として出演する一方、指揮者とオーケストラの橋渡し役を担う「コンサートマスター」を務める。オーケストラの”舵取り”という重役に「何度務めても緊張しますね」と笑うも、「全ての音色が交わった時の迫力や感動は見応えがある。ぜひ会場で多くの人に味わってもらいたい」と力を込める。

 ○…生まれも育ちも平塚市。バイオリン教師だった父の手ほどきを受け、4歳から本格的に打ち込んだ。「小さい頃はしゃもじに弦を張った両親お手製の楽器で、童謡などを片っ端から弾いていましたね」と振り返る。東京芸術大学を卒業後は「読売日本交響楽団」(読響)に入団。26歳で芸大の非常勤講師に就任し、数多くの楽団でコンサートマスターとしての経験を重ねた。現在は東邦音楽大学の特任准教授として、後進の育成に精を出している。

 ○…「振り返ると、音楽を通じて多くの方々と交流することができました」とにっこり。読響時代は美空ひばりや矢沢永吉のバックで演奏したり、松任谷由美の全国ツアーに帯同。芸大講師在任中には、地方公演に訪れたことがきっかけで岩手県の「胆沢文化創造センター」で館長を務めたこともあった。「クラシックに限らず、ジャンルを超えた様々な経験ができたことは、今の自分の音楽活動にもつながっている。良い経験をさせてもらいました」とほほ笑む。

 ○…「平塚は音楽文化がとても活発。ふるさとでシーンが盛況なのはとてもうれしいことですね」。平塚音楽家協会では、副会長として幼稚園や保育園に出向いてコンサートなどを開催、地元音楽の普及に向けて草の根活動にまい進する。目下の目標は「音楽という文化で多くの人の気持ちや心を結ぶこと」だ。平塚市という大きな舞台で、奏でるメロディーと市民の橋渡しに徹するつもりだ。

MADOショップ平塚真土店

断熱窓リフォームに、今年も国から補助金あり!

http://kobayashikenso.co.jp

<PR>

平塚版の人物風土記最新6

平野 杏子さん

平塚市美術館で「平野杏子展」を開催している

平野 杏子さん

松風町在住 94歳

4月25日

押谷 祐基さん

4月1日付けで第34代平塚商工会議所青年部(YEG)会長に就任した

押谷 祐基さん

市内在勤 37歳

4月18日

小澤 雄一さん

第13代平塚市消防団長に就任した

小澤 雄一さん

南金目在住 58歳

4月11日

永野 亮比己(あきひこ)さん(本名:永野亮彦)

バレエダンサーでミュージカル俳優の

永野 亮比己(あきひこ)さん(本名:永野亮彦)

平塚市出身 38歳

4月4日

窪田 敬一さん

花の国づくり共励会花き技術・経営コンクールで農林水産大臣賞を受賞した

窪田 敬一さん

広川在住 73歳

3月28日

大関 陽子さん

2023年中に特殊詐欺を8件阻止したローソン・スリーエフ大磯国府店オーナーの

大関 陽子さん

平塚市在住 42歳

3月21日

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

平塚版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

平塚版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook