神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 公開:2018年8月9日 エリアトップへ

旭消防署 聴覚障害者に救急訓練 専用AEDも使用

社会

公開:2018年8月9日

  • LINE
  • hatena
専用AEDで訓練する参加者
専用AEDで訓練する参加者

 旭消防署が7月27日、聴覚に障害がある人に対して初めて救急訓練を同署で行った。モニター上に指示が表示される専用のAEDも使用。救急時に遭遇したとき、障害の壁を超えて対応できるようにすることがねらいだ。

♢♢♢

 今回の訓練を企画したのは、市沢消防出張所の西川厚所長。きっかけは、聴覚障害者専用のAEDの存在を知ったことだった。「音声メッセージでAEDの使用方法が分かるというが、『耳の聞こえない人はどうするのか』と疑問に思い調べたところ、見つけた。家族や外出先で近くにいる人が倒れたとき、救急車が到着するまでの間に処置ができるように」と目的を話す。

 当日は聴覚に障害がある5人が参加。画像を見ながら、旭消防署の署員による説明を受けた後、旭消防団員から救急処置の指導を受けた。

 周囲の人に聴覚障害者であることを気づいてもらえるように、西川所長が作成した「SOSカード」も使用。腹部や胸部の動きから呼吸を確認後、心臓マッサージや人工呼吸の方法を指導された。

 AEDの指導では、モニターが表示する指示に従って処置。西川所長は参加者に対し、「救急車到着までの数分間に処置できれば、救命率は上がる。できることをしてもらえたら」と呼びかけた。

 聴覚障害者専用のAEDがある場所はケースに耳のマークが描かれているが、「置かれているところは少ないのが現状。更新のタイミングなどで、普及できれば」と西川所長は話していた。
 

全国展開だから安心査定

ただいま査定額40%アップ実施中です。

https://www.otakaraya-shop.jp/akuwa/

<PR>

旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6

今の風景を次世代へ

写真と楽しむ会

今の風景を次世代へ

原中コミスクで作品公開

4月25日

活性化へ3者協定締結

若葉台団地

活性化へ3者協定締結

大学の専門性を生かす

4月25日

歩道橋にEV設置へ

三ツ境駅北口

歩道橋にEV設置へ

市、25年度の完成目指す

4月18日

知る会で地域住民と交流

ウクライナ避難民

知る会で地域住民と交流

鶴ヶ峰の犬飼さんが企画

4月18日

森ラボ(旭区)が受賞

横浜・人・まち・デザイン賞

森ラボ(旭区)が受賞

地域住民と芸術作品制作

4月11日

「居場所」担い20年

親子のひろばまんま(瀬谷区)

「居場所」担い20年

25日から周年行事

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 7月20日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook