昨年度50周年を迎えた笹野台小学校(飯田雅人校長/吉田正利PTA会長)で5月31日、周年を記念して全校児童によるバルーンリリースと人文字航空写真撮影が実施された。
バルーンリリースでは青・赤・黄・白・緑・橙と各学年ごとに異なる色の風船計650個を児童や教職員、実行委員会メンバーが一人ひとつ手に持ち、合図とともに大空に飛ばした。
SDGsの要素取り入れ
同校は昨年11月に記念式典を行うことを目指して、2019年7月に50周年実行委員会(熊谷雅彦実行委員長)を発足。定期的に委員会を開き準備を進めてきたが、新型コロナウイルス感染症の蔓延を受けさまざまな催しの延期を決めていた。
今回行われたバルーンリリースには小学校で教わる「SDGs」の要素を取り入れ、環境に配慮した行動を児童らが体感できる試みとして実践。土に還る原材料でできた風船に、同素材のメッセージカードと、「一緒に飛びたい」という花言葉の植物であるフウセンカズラの種を付けた。セロテープも木でできたものを使用。バルーンリリースイベントの前にはこのセロテープを製作する企業を招き、5年生を対象に出前授業を行って環境理解も深めてきた。
実行委員会は「種は各家庭や商店街から集めた100%笹野台のもの。この種が地域のいろいろな場所に広がり、いずれ緑のカーテンになってほしいと願いを込めた。子どもたちが地球環境を考えるきっかけにもなったのでは」と話した。
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