利用を呼び掛ける職員
神奈川県警察運転免許センター＝旭区＝は４月から高齢ドライバーに特化した「高齢運転者支援係」を発足し、75歳以上の運転者に課されている「認知機能検査」の受け入れ人数を拡充している。
判断力や記憶力の状態を測る認知機能検査は、70歳以上を対象とした高齢者講習の受講前に受ける。30分間の検査で運転に必要な判断力の有無などを判定し、問題がなければ２時間の高齢者講習、機能低下がみられる場合は３時間の講習を受講する。
こうした検査は、これまで各地域の指定自動車教習所が行ってきた。しかし近年は高齢ドライバーの増加を受け、教習所の繁忙期となる１月から３月にかけては特に予約が取りづらい状態が続いていたという。
４月以降、同センターでは１日に40〜50件ほどの受検予約があった。「教習所で予約が取りづらくお困りの方や、近隣にお住まいの方はぜひ利用してもらいたい」と同センターの職員は呼び掛けている。
予約、問い合わせは同センター【電話】０４５・３６７・３８７１。
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