相模原市津久井消防署(大戸進署長)は昨年12月、宮ヶ瀬湖で国土交通省など7機関と合同による遊覧船の火災を想定した訓練を実施した。
宮ヶ瀬湖は、複数の市町村にまたがる場所に位置し、管轄する機関も分かれていることから、事故等が発生した際に、相互連携が重要になるという。そこで、今回は、津久井消防署、国土交通省、宮ヶ瀬ダム周辺振興財団、厚木警察署、津久井警察署、清川村、愛川町消防本部の7機関80人が参加し、人命救助を優先とした任務の分担や連携活動の訓練を行った。
運行中の遊覧船のエンジンから出火し、火災は延焼拡大、操船不能状態になり、乗員が船内に取り残され、そのうち数人が湖に転落したことを想定。各機関の現場責任者で構成する合同指揮本部を設置し、各機関が保有する資機材を使って、連携を取りながら、救出、消火、遊覧船の曳航、オイルフェンス設定、情報収集などの確認を行った。津久井消防署では「関係機関相互の連携がさらに強化され、実災害での安迅速な活動に繋がる」と話していた。
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