ＤＶＤを手渡す日赤の近藤事務局長（右）と教習所協会の福澤会長
日本赤十字社神奈川県支部が５月29日、神奈川県指定自動車教習所協会に救命処置のＤＶＤを寄贈した。
これは、交通事故の被害を最小限に食い止めるために両団体が協力したもの。日赤と教習所協会が協力するのは全国初の取り組み。 ＤＶＤには、成人や幼児、乳児に対する心肺蘇生やＡＥＤなどの救命処置の方法がまとめられている。教習所協会ではＤＶＤを県内39の全教習所に配布。待合室で流しながら生徒に見てもらうほか、教習の学科にも取り入れるか検討していく。
日赤県支部では「繰り返し見ることで処置を覚え、いざという時に心肺蘇生やＡＥＤをする人が増えてくれたら」と話した。
