市立旭小学校(中島道子校長)で10月9日と10日の2日間、相模原市教育委員会が主催する動物ふれあい事業「動物とのふれあい会」が行われた。
同事業は犬とのふれあいやそれに関わる知識の習得を通じて他者との交流を広げ、子どもたちの心身の健康、教育の効果を高めることを目的に、毎年市内の小学校で行われている。今年、同校が創立111周年を迎えることから”わんわんわん”にちなんで、同事業の実施を希望し、実現した。
会は、麻布大学介在動物学研究室の協力のもと、2日間にわたって行われた。参加したのは、1年生とあじさい学級の児童たち。ラブラドールレトリバーやバーニーズマウンテンドッグといった大型犬など6頭を前に、「大きな声を出さない」「犬が嫌がることはやらない」など、犬との接し方を教わった。その後、実際にお腹を触ったり、エサをあげるほか、一緒に歩くなどを体験。「かわいい」「あったかい」とふれあいを楽しんでいた。中島校長は「子どもたちには貴重な体験となった。大型犬に触れる機会が少ない中で、大人も癒される犬の魅力を感じてもらえたのでは。こうした体験を通じて動物好きになってくれたら」と話している。