相模原市の政策研究機関「さがみはら都市みらい研究所」は、2010年の国勢調査に基づいて推計した市の将来人口を発表した。
今回の人口推計は約5年ぶり。人口減少期の行政運営に適切な政策立案を行う必要性から、50年間の長期にわたる推計分析となった。
それによると、人口がピークに達する時期は2019年で人口は約73万2千人。2060年には約54万2千人まで減少する。出生数は現在の年間約6千人から2060年には約3千人まで減少する一方、死亡数は現在の年間約5千人から2035年にはおよそ倍増となる約1万人まで増加する、などとなっている。