桑茶で地産地消を 商議所女性会「特産品に」
市内の特産品として、相模原商工会議所女性会(猪熊幸江会長)が「桑茶」を開発した。
これは、地産地消による産業活性を地元相模原産の桑の葉で図ろうと、2010年から進められてきた事業。健康に良いとされる桑の葉の成分に着目し、女性ならではの視点で開発が進められてきた。こうした中、昨年11月の会の40周年記念式典で桑の茶を使った料理などが振舞われ好評だったことから事業が本格化。このほど完成にこぎつけた。9月28日(土)に市立産業会館(午後1時30分から3時まで)で行う、同会主催の健康に関する公開講演会で販売会を実施する。
開発を振り返り、猪熊会長は「この桑茶事業が、歴史的な地場産業だった桑の葉の栽培を復活させ、市内の目玉となる特産品になれば」と話し、製品への期待感をにじませた。