神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

串川小 パラグアイ大使が訪問 戦時中の疎開生活を語る

教育

公開:2013年9月19日

  • LINE
  • hatena
全校児童を前に語る豊歳直之パラグアイ大使
全校児童を前に語る豊歳直之パラグアイ大使

 戦時中、串川小学校に疎開経験のあるパラグアイ大使の豊歳直之氏が9月9日に同校を訪れ、全校児童を前にパラグアイの話や疎開時の生活などを話した。

 豊歳直之氏は1936年3月生まれの77歳。33歳の時、知人を頼ってアルゼンチン、パラグアイに移住し、車関係の会社を興して成功。現在はパラグアイ国籍を取得し、2009年から駐日特命全権大使として、日本に赴任している。

 戦時中は小学校3年生で父親の知り合いを頼り、東京の代々木から旧津久井郡串川村新屋敷に一家で疎開。約3年間暮らし「こちらでの生活は、豊かな自然をはじめ、開墾や麦踏み、薪運びなど両親の手伝いをしたことを覚えています。友だちを作るのに苦労し、慣れない生活に戸惑うことも多かった」と豊歳は話す。

 9日は11時半に訪問。全校児童223人に加え保護者や豊歳氏の同級生6人も参加して、児童たちがこの日のために用意した歓迎セレモニーや給食などを一緒に食べていた。山口校長は「今の平和があることを、少しながらも子どもたちは感じてくれたと思います。また、おもてなしの心で、当校の先輩をお迎えしようと、子どもたちが率先して準備してくれたので、嬉しく思います」と話していた。
 

さがみはら緑区版のローカルニュース最新6

川柳募集

川柳募集

4月25日

2件を文化財に指定

2件を文化財に指定

室町時代の絵画など

4月25日

「とぶ」生き物が集合

「とぶ」生き物が集合

ふれあい科学館で企画展

4月25日

水野さんが川柳講座

市内全区で上昇率拡大

地価公示

市内全区で上昇率拡大

リニアと駅近で住宅需要増

4月25日

3政令市議で連絡会設立

立憲民主党

3政令市議で連絡会設立

 都市問題解決に向けて

4月25日

あっとほーむデスク

  • 8月19日0:00更新 文化

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook