市はこのほど、市民が安心して快適に暮らすことができる環境の確保を目的として「市落書き行為の防止に関する条例」を制定した。10月1日に施行する。
市生活安全課によると、市が管理する施設において年間およそ100件の落書き被害があるとしており、昨年、市内の全駅周辺を対象に行った調査では、大小含め644件の被害を確認したという。このような現状を踏まえ、街の美観が損なわれ、治安の悪化につながりかねないとして、条例を制定。市と市民および事業者、建物所有者が一体となって、落書きの防止に取り組むとともに、落書きが5万円以下の罰金を伴う禁止行為であることなども明示した。
今後市では、条例をもとに消去用具の貸し出しやセンサーライトや防犯カメラ、柵を設けるなどの予防策を記載したマニュアルの作成などを実施する予定。同課は「落書きが落書きを呼ぶ悪循環を少しでも断ち切れれば」と話している。
さがみはら緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
水野さんが川柳講座4月25日 |
|
|