相模原市立湘南小学校(林則久校長)は3月15日、介護老人福祉施設「ライフホーム城山」を訪問。同校の児童が1年間をかけて回収したアルミ缶で購入した車椅子を贈呈した。
湘南小学校は、毎年3・4年生が総合的な学習の時間を活用して、ライフホーム城山の入居者と様々な交流を深めている。そうした中、10数年前から児童会が中心となり、PTA、地域住民らに協力を呼び掛け、1年間をかけてアルミ缶の回収を実施。これらを換金して、同校に隣接するライフホーム城山に車いすを贈っている。今回で通算17台目の寄贈となった。
当日は、湘南小の児童30人がライフホーム城山の食堂を訪問。互いに贈る言葉、お礼の言葉を述べた後、車椅子を寄贈した。林校長は「児童たちは自分たちの出来ることを積極的に行ってくれています。この活動を通じて、社会や地域に役に立ちたいとする気持ちが育って欲しいと考えています」と話していた。