橋本在住の中澤八千代さんが11月9日、相模原市教育委員会教育長室を訪れ、東日本大震災の震災被害者の体験談を描いた漫画『黒い風 私の友の3・11』を市へ10冊寄贈した。これらは、市内各図書館で閲覧することが出来る。
中澤さんは岩手県陸前高田市出身。東日本大震災で甚大な被害を受けた故郷の様子を多くの人に知って欲しいとの思いから、震災後すぐに被災地を訪れて、友人たちへ約1年間の取材を重ね、2012年10月に書籍『私の友の3・11』を自費出版した。中澤さんはこの本を7冊、今年5月にも市へ寄付している。
今回寄贈した漫画は、「小学生や中学生といった子どもたちにも知って欲しい」という中澤さんの思いから、友人の漫画家である有我すずなさんに作画を依頼して出版したもの。全国有名書店やウェブ通販サイト・アマゾンなどでも購入できる。中沢さんは「東日本大震災が起きた年に生まれた子どもたちが、来年小学校に入学します。その前に、子どもたちでも親しみやすい漫画という形で、震災の記録を紹介したかった」と話している。
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