相模原北公園の「ピクニック広場」に新しい複合遊具が設置され、供用開始から約1カ月が経過した。4月24日の午後、晴れ渡る空の下、公園には多くの親子連れが集い、長さ10mのロングスライダーが目を引く新遊具では、子どもたちが列を作って遊んでいた。
園内の「水辺の広場」付近に設置されていた複合遊具の劣化が進み、安全基準の観点からも不適合とされていたことから市が更新を進めていた。遊具の選定には、市として初めて公園利用者による投票が実施され、掲示板へのシール貼付の方式で計709票を集票。3つの候補のうち、359票を獲得した「ぐるぐる迷路と森の展望台」が新設された。
近隣の幼稚園に通う児童とその親同士でピクニックに訪れていた下九沢在住の女性は、「自宅が近所なので何回も来ている。週末は混雑するので少し心配」と話していた。また別の母親は「シール投票をした覚えがある。たしかこの遊具だったと思う」と話した。