津久井地域で活動する「ねごや子供文庫」(茂木佳子代表)がこの程、「平成29年度子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)に対する文部科学大臣表彰」を受賞した。
ねごや子供文庫は、「歩いていける場所に図書館を」「子どもたちに楽しい集まりの場を」という思いから1984年に結成。1996年までは、金原自治会館で本の貸出や読み聞かせのボランティア活動を行っていた。現在は根小屋小学校、串川東部保育園、串川ひがし地域センターなどを拠点に読み聞かせを中心とした積極的な活動を続けている。現在の会員は8人。
今回の受賞は、結成当時の代表者の言葉である「一人の十歩よりみんなで一歩を大切に」という信念のもと、読み聞かせ、定例会、勉強会などを通じ、地域に根差した奉仕活動を33年間献身的に行ったことが評価されたもの。
4月27日には茂木代表をはじめ、大川由紀さん、山名みやのさん、村上君子さん、長谷川知子さん、後藤牧子さんの6人が相模原市役所を訪問。野村謙一教育長に今回の受賞を報告した。茂木さんは「33年という長い間、先輩方が築き上げてくれた実績があり、ここまでつながってきました。そこに参加出来て光栄であり誇りに思います」と話していた。