簿記・経理を中心としたビジネス系専門学校「神奈川経済専門学校」(東橋本/奥田経男理事長)が5月23日、同校生徒を対象に就職セミナーを開催した。
今回のセミナーでは、同校に東南アジア地域からの外国人留学生が多く在籍していることから、日本企業へ就職を希望する生徒の情報収集などがねらいとされた。産学連携と地域経済発展を図る同校が、中小企業とのつながりを持つ西武信用金庫に後援を依頼。今回、初めて実施の運びとなった。
セミナーには市内を中心とした7企業が参加。生徒112人が、15〜30人ずつ順番に各社のブースを回り、事業内容や沿革、企業理念などの説明を受けた。
カンボジア人のコンエリナさん(27)は中学・高校と座間市内の公立学校へ通った後、帰国。母国で就職したものの、自分の力を高めようと再び来日し、現在は同校のキャリアクラスで学んでいる。セミナー終了後、コンさんは、「もっとレベルアップして、カンボジア人の力を認めてもらいたい」と話していた。
同校事務局の河野惇さんは、「生徒たちが真剣に聞いていたので、企業側に意欲が伝わったのでは。初回としてはよい感触だった」と述べた。参加企業の担当者の一人は、「海外進出した時に外国人の力が欲しい。今までは日本人しか採用してこなかったが、今後は人事の目線をもっと広げていきたい」と話していた。
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