自然の地形を生かした未舗装のコースでスピードを競うモータースポーツの一つ、モトクロス。その日本最高峰・全日本モトクロス選手権シリーズの第3戦が5月20日、21日に世羅グリーンパーク弘楽園(広島県)で開催され、緑区出身のライダー・小方誠選手が、2015年シーズンの第3戦以来遠ざかっていた総合優勝を勝ち取った。今回の結果を受けて、年間9戦それぞれの獲得ポイント数で争われるシリーズチャンピオンランキングでは、首位と6ポイント差の暫定3位に浮上。念願のチャンピオン奪還に向けて、大きな一歩となった。
初日に予選、2日目に2回の決勝レースを行い、総合順位を決める同選手権。小方選手は、1回目の決勝レースで接戦を得意のジャンプで制し、優勝。2回目では、ジャンプを生かしながらレース序盤にトップに躍り出ると、後続を引き離し、独走で再び優勝。両レースを制覇しての完全総合優勝を成し遂げた。
「事前練習から調子が良く、このまま落ち着いて走れば勝てると思って決勝に臨んだ。1回目は焦らずにラスト10分で勝負を仕掛けて勝てたし、2回目は理想の形で勝つことができた」と振り返った小方選手。「今回のレースで十分勝負できることがわかり、自信になった。今後は、毎戦表彰台にあがって勝てるところは勝って、シリーズチャンピオンを獲りたい」と語った。
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