相原高校(橋本)の生徒が、3月1日に同校体育館で行われた卒業式の際に、卒業生たちを「和の心で送り出そう」と、竹垣や坪庭を制作した。
坪庭を制作したのは、環境緑地科2年の生徒7人。「先輩方に卒業後も活躍して欲しいと願って設計した」というその作品は、移転を控える相原高校で育った樹木を使い、夜遅くまでかけて制作した。生徒たちは「私たちにしかできない庭を作ることができました。(卒業式の)1日は卒業生たちだけでなく、保護者や関係者など多くの方に喜んでいただき、大変嬉しく思います」と話した。
一方、卒業式が行われた体育館には、卒業生に贈る花々が飾られた花壇と、竹垣が設けられた。竹垣は環境緑地科1年の7人が制作し、花壇は商業科商友会の4人と、農業科農業クラブの3人が制作した。
花壇の制作に携わった植松達也さんと北島健太郎さん(写真左下、ともに2年)は「昨年も花壇作りを行いましたが、今年は満足のいくものができました」と話した。