相模原商工会議所(杉岡芳樹会頭)は10月、相模原市役所に加山俊夫市長を訪れ、「2019年度相模原市政に関する要望」を提出した。
この要望は、2019年をピークに本格的な人口減少社会が予測される相模原市において、安定した行財政運営を行える基盤構築につながる「市内中小企業の成長エンジン」を生み出す産業政策の充実と強化、地域産業振興の観点から予算編成に関して優先的に取組んでほしい要望をまとめたもの。
内容は次のとおり。
I、中小企業の成長力の支援/【1】新たな産業変化への対応について【2】地域産業振興事業補助金等の十分な予算の確保について【3】官公需の受注機会の確保と官公需適確組合の積極的な活用促進について【4】さがみはら産業集積促進方策(STEP50)の継続等について【5】ロボット産業活性化事業へのさらなる支援について
II、リニア開業を見据えた地域づくりと賑わいの創出/【1】相模原市における広域交流拠点のまちづくりについて【2】PPP(官民連携)/PFI(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)の推進について【3】地元建設関連企業への優先発注と早期事業化について【4】国際競争力強化・シティプロモーションのさらなる推進について【5】広域交通ネットワークの形成等について【6】新しい交通システム導入基本計画に基づく幹線快速バスシステム導入の促進について【7】市内『商工会議所』と『商工会』組織の併存について
なお、詳細については相模原商工会議所のホームページで確認できる。