津久井警察署管内で、日ごろ未成年者の非行防止を目的に、地域を青パトや徒歩で見回り活動をする「津久井少年補導員」(小島信幸会長)。見回りのほか、地域の小中学校に出向き「非行防止教室」「サイバー教室」、児童生徒と直接ふれあう「社会参加活動」などにも注力するボランティアの団体だ。補導員は神奈川県警本部での研修を受けた後、管轄の警察署長から委嘱される。津久井署管内では29人、県内では1500人の補導員が活躍している。
同補導員が11月10日、中野小学校(倉田宏子校長、児童数463人)で行われた「大集会」に参加して、児童や保護者とともに「い草のコースター」作りを行った。
中野小の「大集会」は、児童会テーマ「満開にしよう活やくと笑顔の花」を達成する中で、異学年や地域の人とのふれあいを築くことを目的としたもの。当日はゲームなど児童の手作りによる催事を巡り歩く保護者で賑わう中、津久井少年補導員は「い草のコースター」作りを指導。元補導員の高木憲和さんが家業の畳店からでた畳表の端切れを利用し、児童たちはコースターを作っていった。
参加した児童たちは、「自宅に畳の部屋がない」という児童もいたが、「いい匂い」と鼻を近づけ、補導員と談笑する姿も見られていた。小島会長は「取り返しのつかない大きな事件になる前に、『やって良いこと悪いこと』をしっかり判断する意識と力を小さいころから身に着ける必要がある。補導員は保護者や児童と直接話し、ふれあうことが大切」と話した。
なお同日、根小屋小学校で行われた「紅葉祭り」にも同補導員6人が訪れ、同様の活動を行った。
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