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EPAで来日 ベトナム人 市内の介護現場で活躍中

社会

公開:2019年1月31日

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研修に励むタンさん(左)とイェンさん
研修に励むタンさん(左)とイェンさん

 経済活動の連携強化を目的とする国の経済連携協定(EPA)に基づき、2008年度からインドネシア・フィリピン、12年度からベトナム人の看護師・介護福祉士候補者の受入れが実施されている。市内にも、協定で来日し国家資格の介護福祉士を目標に、日々研鑽に努める外国人の姿がある。

 大島にある特別養護老人ホーム「ケアプラザさがみはら」に勤務するホー・ティ・タンさん(26)とブー・ティ・ハーイ・イェンさん(24)。ベトナム出身の2人は、昨年8月から同施設で介護業務にあたっている。

 「自分には難しいと思ったが、先輩に教えられ徐々にできるようになってきた」とイェンさんが語れば、「利用者の方との会話が自分の祖父母と話すようで楽しい」とタンさん。2人とも「移動介助が難しい」と業務の課題を感じながらも、「2月には独り立ちできるように頑張る」と声を揃える。2人は同施設で実務経験を積み、仕事と勉強を両立させながら2022年の国家試験を目指す。

 同施設の大塚小百合施設長は、「まじめで利用者の方からの評判もとても良い」と2人の頑張りに目を細めながら、「現地の看護師資格を持つEPAの受入れは、福祉業界の進展を図る目的もあるが、介護人材不足を補う一助にもなっている。今後も積極的に受入れを進めていきたい」と話した。

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