市立相模丘中学校(久保沢/水野澄雄校長/生徒数493人)は5月24日、生徒会(橋本啓斗会長)を主体に大参正人城山地区自治会連合会長ら地域住民10人余りを招待し、城山のまちづくりについて自由討議を行った。
相模丘中では3年前から年に1回、この時期に行われる生徒総会で、生徒会を中心に一つのテーマを決めて自由討議を行っている。一昨年度はネットマナー(他者との関わり、思いやり)、昨年度は生徒会スローガン改訂について話し合った。今年度は「橋本・城山地域への社会参画について〜未来のまちつくり〜」をテーマに、地域で活動する住民を招いて討議することに決定した。
総会までに、「自分たちが暮らす城山地域の良いところと課題点はなにか」「近隣の他地域(橋本駅や町田駅など周辺)と比較して、違うところはなにか」「自分たちが暮らす城山・橋本地域をよりよくするために何が必要か」と、3つのステップを踏んで評議会や学活で話し合い、意見書を作成するなど事前準備を行ってきた。
総会当日は全校生徒が参加。多くの生徒が意見を述べ、地域住民と城山の未来について話し合った。生徒会長の橋本さんは、「近い将来社会に出る私たちが、中学生である現在から未来を考えることで、地域社会を改めて見つめ直し、社会に貢献できる人になれる。また、自立の姿勢や責任、覚悟なども持てる。自分たちの手で、誰もが安心して暮らせるより良い未来を創るという意識で話し合うことを目標にした」と総括した。