相模原市立湘南小学校(小倉/佐藤正文校長/児童数23人)の児童が9月6日、同校の正門前で交通安全を呼びかけ「スローダウンキャンペーン」を行った。
同校の前を通る県道太井・上依知線は信号機が少ないため、制限速度40Kmを大幅に超えて走る車が多く、大型のダンプカーなどの走行も目立つ危険地域。この取り組みは、同校の通学路にもなっているこの道路で、児童や地域の交通安全に対する意識を高める目的も含めて、湘南地域一体となって行われているキャンペーンだ。今回で36回目。
当日は、津久井警察署、津久井交通安全協会、湘南小PTA、小倉・葉山島両自治会、地元総合物流企業など約80人が参加。通学路を走行する車やトラックなどに、児童手書きの交通安全の絵が描かれたポスターの縮小版を、ポケットティッシュ500個に挟み込んで配布した。また、津久井交通安全協会から児童に反射材などの記念品が贈られた。
参加した児童らは「いつも安全運転有難うございます。これからもよろしくお願いいたします」と呼びかけた。