在日米陸軍相模総合補給廠の共同使用区域約35ヘクタールのうち東西道路に面した約10ヘクタールを都市公園として整備するスポーツ・レクリエーションゾーンについて市は3日、「相模原スポーツ・レクリエーションパーク」として、11月14日(土)に一部エリアを供用開始すると発表した。
今回オープンするのは公園中央部に整備された芝生広場と遊具広場などの区域約2・9ヘクタール。遊具広場には、幼児から小学生高学年までさまざまな年代が利用できる遊具を設置。車いす利用ができるテーブルタイプの砂場や点字付き器具などバリアフリーに配慮した遊具もあり、大人が積極的に利用できる健康器具も設置される。芝生広場には天然芝が敷かれ、シートなどを置いてくつろげるスペースになっている。
市は2021年4月に東側へサッカー・ラグビー・アメフトなどで使用可能な人工芝グラウンド、22年度に中央部東側へボール遊びなどができる多目的広場、23年度に西側へ人工芝の軟式野球場、24年度に中央部分へ駐車場と管理棟を整備し、順次オープンしていく方針。供用時間や使用料金については、市議会9月定例会議に条例改正案の提出を予定する。
相模原駅北側に約214ヘクタールにわたって広がる補給廠をめぐっては、一部約17ヘクタールの返還と約35ヘクタールの共同使用が、06年に日米両政府で合意。市は共同使用区域について、10年に約10ヘクタールをスポーツ・レクリエーションゾーンとすることで米軍側と覚書を取り交わし、15年12月に都市公園として整備するための基本計画を策定していた。
市公園課では「念願の市民利用スペース。お子様からお年寄りまで幅広い世代に親しんでいただきたい」と話している。
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