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相模原市 宅配ボックスを無料配布 感染対策狙い、限定5千個

社会

公開:2020年11月5日

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広げた宅配ボックスを手にする市職員
広げた宅配ボックスを手にする市職員

 相模原市は、新型コロナウイルス感染症対策のため、市内在住者を対象に簡易型宅配ボックスを無料配布する。非接触による感染防止、再配達減少による環境対策といった狙いがある。配布数は5000個で、11月と12月の2回にわたり募集を行う。

 簡易型宅配ボックスは、新しい生活様式の一つである宅配物の「非対面受取」を促進するために配布される。非対面にすることで、利用者と配達員の接触を無くすなど、感染リスクを減らす目的がある。また、再配達の減少による宅配事業者の負担軽減、CO2削減などの効果も期待している。

 宅配ボックスは、Yper株式会社(渋谷区)が扱うコンパクトな吊り下げ式の「OKIPPA」を採用。ドアノブにワイヤーで結びつけることで盗難防止を図ることができ、広げると大容量(宅配120サイズ/ペットボトル57リットル分が入る)で、折り畳み時は13センチ四方サイズになるので、玄関の省スペースに工事不要で設置ができるなどのメリットがある。

 同製品は全国で初めて、古着や製造工程での残布(生地)を再生したリサイクルポリエステル素材を使用。デザインは、市の色「みどり」をベースカラーに、市の木「けやき」に囲まれ、市の鳥「ひばり」が飛び回るイメージで、相模原市のオリジナルになっている。

エコ意識の広がりに期待

 応募受付期間は第1期が11月30日(月)まで、第2期が12月1日(火)から12月31日(木)まで。それぞれ2500個(計5000個)で、応募多数の場合は抽選。第1・2期を通じて1住所1件の応募に限る。

 応募方法は特設サイト(「相模原市 OKIPPA」で検索)からの応募か、公民館やまちづくりセンターに配布されるチラシに必要事項を記載して郵送する方法の2種類。

 市環境共生部環境政策課担当者は「コロナ禍における新様式の定着とともに、宅配ボックスが普及することで再配達を減らし、CO2削減など環境を守る意識が広がってくれれば」と話している。問合せは同課【電話】042・769・8240。
 

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