城山・橋本・大沢地域を管轄している市消防団北方面隊(原正弘隊長)は1月10日、地域の災害予防などを祈念する行事を川尻八幡宮で行った。
同隊で毎年実施している恒例行事。原隊長によると、1960年代中頃に小倉山で起きた山火事に当時の城山消防団が2日間総出で鎮火にあたったことから、その翌年より、地域の安心と安全を祈祷しているという。
同日は同隊正副隊長と第6分団までの正副分団長の約20人が参加。今年は消防職の士気高揚を披露する市消防出初式がコロナ禍で中止となったことから、消防団活動を通して地域の安心な生活を守っていく決意と、団員や住民の健康も合わせて祈念した。原隊長は「地域は自分たちで守る、消防団魂の義勇の心で活動してまいります」と決意新たに抱負を述べた。