プロボクシングの2020年度年間表彰選手が1月28日、JBC(一般財団法人日本ボクシングコミッション)から発表され、大島在住で、昨年11月にWBO世界フライ級チャンピオンの座を獲得した中谷潤人選手(23)=M.Tボクシングジム=が、「殊勲賞」を受賞した。
年間表彰選手は、JBC、JPBA(日本プロボクシング協会)、東京運動記者クラブ・ボクシング分科会により毎年選考されている。中谷選手は昨年、同表彰で「新鋭賞」を受賞している。
今回、中谷選手はWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥選手、WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔選手とともに最優秀選手賞(MVP)の候補者としても名を連ねた。最終的にMVPは3年連続で井上選手が受賞したものの、井岡選手が獲得した「技能賞」とともに「三賞」と位置づけられる殊勲賞に選出された。
初の殊勲賞受賞に中谷選手は、「このたびは殊勲賞をいただき、うれしく思っています。2021年もさらに飛躍できるよう、目標に向けて頑張ってまいります」と喜びのコメントを寄せた。
中谷選手は昨年、ジーメル・マグラモ選手(フィリピン)との王座決定戦で8回KO勝ちを収め、プロデビューから21戦全勝(16KO)で念願の世界王者に輝いた。
さがみはら緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|