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4月27日
毎年8月に行われ、市の夏の4大祭りの一つである「橋本七夕まつり」。昨年に続き、今年も新型コロナウイルスの影響で中止になってしまったが、同実行委員会では「家で七夕まつりを楽しんでほしい」と約70年に渡る歴史や写真をまとめたリーフレットを発行した。
約70人で組織される同実行委。3月に今年の開催中止が決定したことを受け、「橋本の伝統行事を絶やしたくない」と”紙上”で同まつりを紹介する企画を発案した。一方で、工藤元統括本部長は、「市の夏の4大祭りのひとつとはいえ、肌感覚として、まだまだ市内全域には浸透していないという思いがあった」と振り返る。そこで、リーフレットの発行範囲を市内全域にし、過去の開催写真や近年の会場案内図などを掲載。「この逆境を逆手に取り、中央区や南区の方にも、これまでどんな風に開催してきたかを知ってもらえる内容にしたかった」と工藤さんは熱を込める。
昭和20年代の写真も
同まつりは、橋本商店会の商店主たちが終戦後の商業振興策として1952年に始めたもの。当初は物干し竿くらいの竹を使用した素朴な催しだったが、昭和40年代には景気の波に乗り、飾りは次第に立派で多彩なものになり、50年代には観光客が30万人を超えるようになった。
掲載されている写真は約20枚。初期から近年のものまで、その年々で変わる七夕飾りだけではなく、移り行く橋本の街並みにも注目だ。「家族3世代で共通の話題になるよう、歴史を感じる写真を選定した」と広報担当の清水功次さん。実行委員長の江成藤吉郎さんは、「橋本七夕まつりを応援してくださる方々のおかげもあり、発行まで無事至った。次回開催時を楽しみに待っていてほしい」と呼び掛けた。
部数は3万部。市内の各公民館やまちづくりセンター、図書館、JR横浜線の各駅で9月30日まで配架中。
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