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「八日町の荒井に」
「創業の地である『八日町の荒井』に戻りました」―。大正元年(1912)創業の老舗、荒井呉服店が先月、八日町(八王子市)にリニューアルオープンした。
甲州街道沿いに位置する新店舗は、品のよい和モダンなつくり。1階は通りに面したウインドウの着物が目を引く、明るく入りやすい雰囲気に。2階は落ち着いた畳の試着スペースにずらりと着物が並ぶ。荒井哉子社長は「よりゆっくり見ていただけるお店になりました。個展や小物展など着物の楽しさを伝える企画展も行います」と話す。
本物の着物
振袖は京手描き友禅、西陣織など、古典柄を中心に、およそ300点取り扱う。すべて荒井社長やスタッフが直接生産者と話し仕入れるもので、「自信をもってお勧めする本物の着物」だという。「作り手の情熱や努力で生み出される美しさを伝えていければ」と荒井社長。家族で来店する際は予約がお勧め。
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