2022年の成人式「はたちのつどい」が1月10日(月・祝)、市内で開催される。今年の市内の新成人は7159人。緑区では1755人(男性870人、女性885人、昨年比-54人)が新しい門出を迎える。今年も新型コロナウイルス感染症の拡大防止を考慮し、式典の回数を5回に増やし、1回あたりの入場人数を減らすなど感染対策を施しての実施となる。
相模原市の「はたちのつどい」は、新成人を祝い励ますとともに、大人になった自覚を促し、郷土相模原への関心を深める機会とすることを目的として、市が主催で毎年行われている。
つどいは毎年、中央区、南区、緑区に分かれて実施され、式典後はそれぞれの区の新成人で構成される実行委員による催しが用意される。しかし昨年のつどいは、新型コロナウイルス感染拡大防止策として、式典の回数を増やし1回あたりの入場者を減らすことで密を回避。式典内容も見直し、開催時間を短縮、実行委員よる式典後の大々的な催しも行われなかった。また、外出自粛者や体調不良者を考慮し、式典の様子をオンライン配信した。
今年の緑区のつどいは、昨年と同様、式典の回数を3回から5回に増やし、1回の時間も50分から30分に短縮。オンライン配信も行われる。
「懐かしい内容に」
会場は昨年同様「杜のホールはしもと」で、居住地域ごとに第1部から5部まで開始時間を分けて実施。今年は「はたちのつどい緑区実行委員」たちが製作したオリジナル動画を会場で上映する。動画は、居住地域の中学校に当時在籍していた教員からの動画メッセージや自分たちが生まれ育った区内の名所を実行委のメンバーが集めて編集したもの。緑区実行委員長の廣岡莉帆さん(産業能率大学2年)は「コロナ禍で外出する機会が減ってしまった分、代わりに懐かしい風景やそれぞれの恩師からのメッセージを伝えられる内容にしたかった」と説明する。
実行委のメンバー6人は、この日のために、居住地域ごとの中学校に出向き、計5本の動画を撮影、編集もメンバーで行った。つどい当日は、動画上映のほかにも、居住地域ごとの中学校校歌のBGMや、当日会場に集まった新成人らで集合写真を撮る企画などが予定されている。廣岡さんは「成人式の日は、社会人として踏み出す大切な日だと思っている。儀式として参加するのではなく、『行ってよかった』と思ってもらえるよう、20年間を振り返られる式典にしたい」と参加を呼び掛けた。
杜のホールはしもとで行われる式典の実施時間は以下の通り。
第1部:大沢地区居住者、午前10時20分開始。第2部:津久井・藤野地区、11時40分開始。第3部:橋本公民館区、午後1時開始。第4部:相原公民館区、2時20分開始。第5部:城山・相模湖地区、3時40分開始
なお、開催時に感染状況などが悪化した場合は、式典内容の大幅変更や中止の可能性もあるとしている。
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