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「猫のトラブルになる前に」 多頭飼育崩壊を防ぐには

文化

公開:2022年9月15日

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保護した猫を抱き微笑む山本さん
保護した猫を抱き微笑む山本さん

 9月20日から26日は動物愛護週間。現在、猫の多頭飼育問題や野良猫が増えたことによるトラブルが社会問題として挙げられている。

 津久井地域で野良猫の不妊去勢手術や保護猫の譲渡、市と協働して猫の相談に対応する活動を行っているボランティア団体「ねこの会・津久井」代表の山本和子さんは、「猫のためにも不妊去勢手術をしてあげることが大切。猫がどんどん増えてどうしてよいか分からないまま大きな問題になってしまう。不妊去勢手術をしなければ、猫の繁殖力は強く、1カップルが1年後には20匹前後に増えてしまうことも。まずは適正飼育できる数を将来を見据えて考えて欲しい」と話す。

 相模原市は多頭飼育崩壊で引き取られた猫たちの新しい譲渡先を探すため、初めて市主催の緊急譲渡会を開催した。

 「当会で市から預かっている猫たちも14匹中9匹が新しい家族と出会うことができた。出会えなかった猫たちも引き続き譲渡先を探していく。こうした問題を未然に防ぐための取り組みが必要」と語る。山本さんは「猫は野生動物ではなく人の環境の中で生きる動物。日本には人と動物の共生する社会の実現を図ることを目的とする法律がある。心豊かに共生できるよう、法律に沿って猫問題に取り組んでいきたい。猫のことで困ったことがあればまずは市に相談してほしい」と話した。市では、猫の相談会などを定期的に開催している。詳しい問い合わせは市生活衛生課 【電話】042・769・8347。

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