江戸五街道の一つ、日本橋から下諏訪までを結ぶ甲州街道の旧宿場町にこのほど「御宿場印」が誕生した。「甲州街道御宿場印プロジェクト」と題し、清水工房(八王子市)が「甲州街道沿いの魅力を再発見してほしい」と、地域の観光案内所などに呼び掛け、実現したもの。約210キロメートルの間に34の旧宿場(一部合宿(あいしゅく))があり、区内では、小原宿・与瀬宿(合宿)、吉野宿、関野宿が参画している。
御宿場印とは、「御朱印」や「御城印」と同様に訪れた証となる印。ハガキサイズの用紙に宿場名と記念の角印が印刷されており、文字や絵柄はその地域ごとに異なるので新たな「旅の記念」として注目される。2021年7月に立ち上がった「日光街道、日光西街道御宿場印」が始まり。同プロジェクトは歴史的観光資源の「宿場」を活用することで、旧宿場周辺の街おこしと観光客の増加を目指している。
吉野と関野の2つの宿場印を取り扱う藤野観光協会(藤野観光案内所ふじのね)の担当者は「それぞれ宿場町の名物や名所がデザインされた、その土地ならではの『御宿場印』です。楽しみながら宿場を訪れてみてください」と呼び掛ける。
御宿場印の詳細・問い合わせは【URL】https://ww
w.simizukobo.com/goshukubaで確認できる。
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