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最優秀に中村さん(中野小) 津久井湖フォトコン

文化

公開:2024年3月27日

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賞状を手に「将来は写真家になりたい」と話す中村さん
賞状を手に「将来は写真家になりたい」と話す中村さん

 令和5年度第12回津久井湖記念館フォトコンテストの表彰式が3月21日、津久井湖記念館で開催され、中村美羽さん(中野小3年)が最優秀賞に輝いた。

 同コンテストのテーマは「津久井湖及びその周辺地域の風景や生活文化」。昨年12月1日から1月31日まで募集が行われ、42人から215作品(昨年は30人・172作品)の応募があった。

 最優秀賞の中村さんの作品は「つくいこにかかる三井大橋」。昨年8月に相模原赤十字病院近くの絶景ポイントからスマートフォンで撮影したという。受賞に中村さんは「最優秀賞を取れると思っていなかったのでうれしい」と喜びを語った。

 神奈川新聞社の元写真部長で審査員を務めた大河原雅彦さんは「写真の技術と言うよりも心が撮ったと言える写真。『きれいだな』と思って見たままを撮ったというのが伝わってくる。計算して撮影していないところも良かった」と中村さんの作品を講評。さらに受賞者に向けては、「津久井の風景を写真にすることによって、津久井の美しさを伝えることになる。今後もより良い写真を寄せてほしい」と呼び掛けた。

 中村さんは、昨年も同コンテストに応募したが、その時は佳作だったことに触れ、「悔しかった」と振り返る。そして、「写真をきれいに撮れるようにもっと練習したい。将来は写真家になりたい」と夢を語った。

 受賞作品は以下の通り(敬称略)。

▽最優秀賞(1点)/「つくいこにかかる三井大橋」中村美羽

▽優秀賞(2点)/「真夏の涼」中村美穂、「津久井湖夏まつりは最高潮」和光宗雄

▽佳作(5点)/「打ち上げ花火 横から見たら〜二階建て版〜」鈴木俊彦、「峯の薬師から」松田廣司、「沈黙」白井源三、「冬の夕暮れ」沖久典、「夕闇と光」金曽武彦

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