県立相原高校(橋本台)で3月15日、神奈川県土地家屋調査士会相模原支部(加藤照士支部長)のメンバーによる出前授業が行われた。
この授業は「土地家屋調査士の仕事を知ってもらい、進路の参考にしてもらえたら」という思いで2014年から実施されている。授業をきっかけに実際の調査士になった同校の卒業生もいるという。9回目となった今年は環境緑地科の2年生39人が参加し、測量の仕事について理解を深めた。
「イメージ湧いた」
生徒たちは調査士の指導のもと測量機器を用いて距離や角度を測り、指定場所に境界標を打つ作業を体験。真剣に説明を聞き、注意深く取り組んでいた。その後、調査士によるドローンや3Dスキャナの実演も行われた。測量関係の仕事に興味があるという生徒は「大変そうな印象があったが、実際に働く人の話を聞いてイメージが湧いたし、より興味を持つことができた」「楽しく話してくれて、働く環境がよさそうだと感じた。機械を体験するのが楽しかった」などと感想を話していた。
出前授業を振り返り、加藤支部長は「調査士は責任もある分、やりがいもある仕事。最近では女性の調査士も増えているし、若い人にもっと知ってもらいたい。今後は他の学校でも開催できたら」と意欲を示していた。
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