統一地方選 安全・安心の"相模原"へ加山市長が再選果たす
4月10日に投開票が行われた第17回統一地方選挙。政令指定都市移行後、神奈川県知事選挙、相模原市長選挙、神奈川県議会議員選挙、相模原市議会議員選挙の4選挙が初の同時投開票となった。
緑区内の投票率は、東日本大震災の影響が心配される中、県知事選が52・97%、市長選が53・09%、県議選が52・94%、市議選が53・07%と、政令市移行後、初めての選挙とあってか、当初の予想より高い投票率となった。なお、相模原市内全体でも、関心の高さが伺われ、(※カッコ内は前回の投票率)、県知事選が50・41%(46・49%)、市長選が50・60%(47・38%)、県議選が50・40%(46・49%)、市議選が50・59%(47・40%)と4選挙すべてで前回の投票率を上回った。緑区内の有権者数は県知事、県議が13万9292人、市長、市議が13万8985人。
黒岩祐治氏(無・新)が、露木順一氏(無・新)にダブルスコア以上の差をつけた県知事選。緑区内でも投票者総数7万3778人の内、黒岩氏が4万2844票と半数以上の票を獲得し、強さをみせた。
市長選では、加山俊夫氏(無・現)が、榎本与助氏(無・新)に10万票以上の差で2期目の当選を果たした。緑区内では、総投票数7万3782票の内、加山氏の4万0236票に対し、榎本氏が2万5751票と地元の強みをみせ健闘した。加山氏は、選挙後に「安全・安心の相模原にする。災害に強いまちづくりも進めたい」と2期目への抱負を述べた。
八木大二郎氏(自・新)が、約4000票差のトップで、長友克洋氏(民・現)ともに当選を果たした定数2の緑区の県議選。当選直後、八木氏は挨拶の中で「今回の選挙で支えて下さった方々に、心から心から感謝致します。新しく変わらざる得ない神奈川県政に向けて、この相模原緑区から、多くのことを頑張って変えていきたい」と話した。
定数12に対し、2倍の24人が立候補した緑区の市議選。現職の小野沢耕一氏がトップ当選を果たすなど、現職が8人当選。民主党は2人、みんなの党は1人の新人が当選した他、公明党が2議席を獲得。また、地区別では、旧津久井4町から8人が当選した。
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