神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

街かどレポート 地域で子どもたちの安全を ボランティアで旗振り活動

教育

公開:2013年5月30日

  • LINE
  • hatena
二本松で旗振り活動を行う遠藤さん夫妻
二本松で旗振り活動を行う遠藤さん夫妻

 新年度が始まり、早2カ月が経とうとしている中、通学路には、子どもたちの安全を守る「見守り隊」や「学童通学安全指導員」といった人たちがいる。

 現在、相模原市教育委員会に登録されている「見守り隊」などの団体は50団体3794人(補助金申請団体・2012年度末時点)。ほとんどがボランティアで、各学校などに登録し、学区内の交差点で旗振り活動などを行っている。また、学童通学安全指導員(有償ボランティア)も、市内95カ所で同様に交通指導にあたっている。その他にも、保護者や先生たちがそれぞれ街角に立つなど、様々なスタイルで子どもたちの安全確保に取り組んでいるという。

夫婦で子ども見守る

 遠藤實さん(77歳)・ひろ美さん(67歳)夫妻も、二本松小学校の「交通安全ボランティア」として週2回、「二本松こどもセンター前」の交差点で旗振り活動を行いながら、子どもたちの安全を見守っている。

 始めたきっかけは、地域の人から「やってくれる人がいないからどうか」と依頼されて。「子どもが好きなんだけど、うちには子どもがいなかったから。子どもは地域の宝。大事に育てていかないとと思って」。雨の日も、風の日も夫婦で交差点に立ち続けている。「当初は挨拶ができない子が多かった」。それでも積極的に子どもたちに挨拶の声を掛け続けると、元気よく返してくれるようになってきたという。「子どもたちを見守りながら、挨拶を返してくれるように頑張って声を掛け続けていきたい。健康でいるうちは長く続けたい」と話す。

 こうした地域の活動が、地域コミュニティーを形成し、子どもたちの安全を守っている。
 

さがみはら緑区版のローカルニュース最新6

5月5日にスポーツイベント

【Web限定記事】

5月5日にスポーツイベント

ほねごりアリーナ

5月1日

大船渡へ14回目の「応援金」

大船渡へ14回目の「応援金」

きくや主催 チャリティゴルフ

4月30日

津久井湖でこどもまつり

津久井湖でこどもまつり

5月5日 観光センター

4月29日

大正琴のコンサート

大正琴のコンサート

5月11日 杜のホール

4月27日

市内全区で上昇率拡大

地価公示

市内全区で上昇率拡大

リニアと駅近で住宅需要増

4月25日

3政令市議で連絡会設立

立憲民主党

3政令市議で連絡会設立

 都市問題解決に向けて

4月25日

あっとほーむデスク

  • 8月19日0:00更新 文化

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月1日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook