「藤野のゆずを味わって」 贈答品の販売開始
藤野観光マップが描かれた 贈答用の箱（上）と6本セットのサイダーとゆずの尊（下）
（有）ふじの（安藤久士社長）は、地域を代表する特産品であるゆず製品・「藤野ゆず坊サイダー」と「ゆずの尊（ポン酢醤油）」の贈答用セットの販売を開始した。贈答用の箱には藤野地域の観光案内マップが描かれ、同社は「ゆずとともに、藤野の里山をアピールしていきたい」と話している。
豊かな水源と里山を有し、お茶とともにゆずの栽培が盛んな藤野地区。（有）ふじのは、「ゆずを使った製品を開発して、地域を代表する特産品をつくろう」と、2003年11月に商工会、特産品取扱委員会、経営者協議会など地元の各団体が出資して設立された。地元農家から直接無農薬のゆずを集荷し、佐野川の加工場で搾汁から製品の研究開発を行ってきた。これまでに開発、商品化したのは「ポン酢醤油（ゆずの尊）」、「藤野ゆず坊サイダー」、「藤野ゆずジャム」、「藤野ゆずワイン」、「藤野ゆずこしょう」、「藤野ゆずシャーベット」など。
それら商品の中でも、特に人気が高く、昨年約1万4千本を売り上げた「ゆずの尊」と、約1万3千本を売り上げた「ゆず坊サイダー」をこの程、贈答用のセットとして販売することを決定した。「ゆずの尊」は従来の600ミリリットルに加えて、贈答用に360ミリリットルも販売。ギフト箱に入った6本セットと手提げ箱に入った3本セットを用意している。
（有）ふじのは「藤野地域を代表する特産品としてアピールするため、箱には藤野の観光マップを印刷しました。現在は自社ネットショップの他、藤野・相模湖・津久井湖の観光案内所と地元商店数店で販売しているだけなので、取扱店を増やしていくことが課題です」と話している。
製品に関する問い合わせは、（有）ふじの【電話】042・686・6755。
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