藤野地区社会福祉協議会が主催する「藤野福祉のつどい」が11月15日、藤野芸術の家で開催された。
毎年恒例となっているこの催し。今年は「みんなでわっ、輪っ、和っとなろう!!」をテーマに、小中学校や福祉事業所、ボランティアグループ、高齢者サロンが参加して、ステージで歌などが披露された他、普段の取り組みなどの発表も行われた。また、マジシャンのTOMOYA氏のショーや展示、抽選会なども行われ、賑わいをみせていた。
藤野北小5年生体験学習を発表
中でも注目を集めたのが、藤野北小学校の発表。「福祉教育の展開と地域との連携」と題し、5年生が2年間にわたって総合的な学習の中で取り組んできた福祉教育について、寸劇や歌、手話などを交えて発表を行った。目が不自由な人に対する理解を深めようと、アイマスクや白杖、車いす、盲導犬などを体験したことや、全盲の人が働くカフェを訪問して話を聞いたことなどを通じて「障害を持っている人たちも自分たちと同じように目標を持って前向きに努力している」「かわいそうと思っていたけど、自分たちと同じ、自分たちより努力している」と学んだことを発表した。
藤野社協の田倉茂所長は「学校と地域の結びつきの強さを感じた。多くの人が理想的な福祉推進基盤となっていることを実感できたのでは」と振り返っていた。
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