ランク首位で今季折返し 全日本モトクロス 小方選手
表彰台でトレードマークのビッグスマイルで喜ぶ同選手
自然の地形を生かした未舗装のコースで行われるオートバイ競技の一つ、モトクロス。その日本最高峰「全日本モトクロス選手権」の今季第５戦が兵庫県で４日、５日に開催され、市内緑区出身の小方誠選手が総合２位に輝いた。全10戦それぞれの獲得ポイント数の合計で争われるシリーズチャンピオン奪還に向け、着実にポイントを積み重ね、ランキンング首位で今季を折返した。
２日目に行う２回の決勝レースで総合順位を決める同選手権。予選は雨の影響で、マディコンディション（泥状）だったが、決勝は打って変わり、天候が回復したことでドライコンディションに。予選と決勝で路面状態が違う難しい大会となったが、小方選手は１回目の決勝レースで優勝。２回目では、スタートで出遅れるも、猛攻をしかけ２位に食い込むと、総合２位となり、表彰台に登った。
小方選手は、レースを振り返り、「２位ですが、優勝できなかったので、悔しいという気持ちのほうが上です」と悔しさを滲ませた。
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