神奈川県社会福祉協議会が主体となり2013年に始まった「かながわライフサポート事業」。今年で3年目を迎えた同事業には、市内の福祉グループ・社会福祉法人相模福祉村(田名/赤間源太郎理事長)も加盟し活動にあたっている。
主に、生活困窮者らへの「総合生活相談」を目的とする同事業。専門的な知識を駆使して地域で積極的な訪問活動を行うと同時に、要支援者の発見に努め、その課題を解決するために必要な支援等を行う。同事業に賛同し加盟しているのは現在、市内では相模福祉村を含む2法人で、研修制度を受けた相談員が現場で支援にあたっている。
実際の相談は、高齢者支援センターなど各機関から持ち込まれることが多い。その後「何に困っていてどんな支援が必要か」を相談者から聞き取り、食事の支援から保険の申請、現物給付など幅広く行い、必要な制度の利用に繋がるまでを支えていく。
赤間理事長は「人間関係が希薄になる中、生活に困窮される方々は孤立する事が多い。そういった人たちに手を差し伸べ、孤立化させないような支援を続けていきたい」と話している。
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