橋本出身のオートバイレーサー「コヤマックス」こと小山知良選手が昨季を振り返り、今季について語った。昨季に臨んだ「アジアロードレース選手権」では全6戦の結果、シーズンランキング2位で準チャンピオンに。前年5位から順位を上げた。「チームを設立して3年目。『3年目にチャンピオンになること』をめざして設立したので悔しさもあるが、チームとして大きく成長したシーズンでした」と話した。
ポイントとなったのはカタールでの第5戦。レース1では後続の選手が突っ込み、転倒してリタイアに。バイクは全壊し、小山選手は肩を脱臼していたが、翌日のレース2に出走。普段は何日もかけて調整するマシンも、スタッフが総動員して一から仕上げ、見事3位に入った。「強豪チームに比べ、資金面や人員などが劣るなか、限界ギリギリまでマシンを修復してくれたチームスタッフに感謝しています」と小山選手は話している。
全12レース中、7回も表彰台に上りながらも1位は一度もなかった昨シーズン。「今季狙うはチャンピオンのみ。そのためにも1位でポイントを稼ぐことが必要。昨季以上に強豪がひしめいているが、チーム一丸で臨みたい」。現在は4月から始まる新シーズンに向けて、体づくり、調整の毎日。市民の期待を背負い、コヤマックスは走る。
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