神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

大学生が福祉施設を見学 人材確保へ 県社協が企画

社会

公開:2016年3月31日

  • LINE
  • hatena
施設職員らと食事を楽しむ参加学生
施設職員らと食事を楽しむ参加学生

 福祉分野の担い手不足を解消しようと、神奈川県社会福祉協議会主催で14日、大学生が市内の福祉施設を見学し、理解を深めるためのバスツアーが実施された。

 福祉人材の確保を巡っては全国でも様々課題がある中、県社協では、社会福祉法人などに対するイメージ調査を実施。そこでの悪い印象を払拭するため、若者らに実際に施設を見学・体験してもらうことで「仕事の魅力ややりがいなどを肌で感じてもらいたい」と同バスツアーを企画した。2013年度から始まり、今年で4回目。市内の施設をまわるのは今回が初。

「イメージが変わった」

 当日は県内の大学に通う学生6人が、市内の社会福祉法人相模福祉村の運営する特別養護老人ホーム「縁JOY」(田名)と、社会福祉法人中心会の運営する「相模原南児童ホーム」(南区新戸)を見学。職員と交流する機会も設けられた。

 参加した関東学院大学の樋口絢子さん(2年)は「社会福祉士になるのが夢なので勉強になった。利用者の事を考えて、一人ひとりに目を向けられる人になれたら」とし、東洋英和女学院大学の新井佳奈子さん(3年)は「福祉は閉ざされた暗いイメージだったけど、雰囲気が温かくて、印象が変わった」と感想を話した。

 相模福祉村の赤間源太郎理事長は「福祉分野は人材不足。情報発信をしていかなくては。今回をきっかけに、悪い印象が払拭できたのでは」と話している。県社協では、今後も同企画を続けていきたい考え。

さがみはら緑区版のローカルニュース最新6

契約ダンサーを採用 

アトリエヨシノ

契約ダンサーを採用 

バレエ業界に一石 「新たな雇用形態を」

5月2日

地域医療「1つのチームで」

地域医療「1つのチームで」

みどり北をつなぐ会主催 森田病院長が講演  

5月2日

自治会向け防災ボトル

自治会向け防災ボトル

災害時に役立つ6品が1つに

5月2日

3日間限定アートの森

3日間限定アートの森

相模大野

5月2日

「唯一無二の歌を」

伊勢正三さん・イルカさんインタビュー

「唯一無二の歌を」

6月7日、グリーンホールでライブ

5月2日

5月5日にスポーツイベント

【Web限定記事】

5月5日にスポーツイベント

ほねごりアリーナ

5月1日

あっとほーむデスク

  • 8月19日0:00更新 文化

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月2日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook