認知症に対する社会の理解を深めるため、襷をつないで相模原市内を走るイベント「RUN伴(とも)相模原」が9月10日(土)に開催される。3回目となる今年は走路を拡大。近隣の福祉事業者を中心にRUN伴+相模原実行委員会(御手洗(みたらい)健(たけし)実行委員長)を発足し、より多くの参加を呼びかけている。
「RUN伴」は、社会への認知症の理解を求め活動しているNPO法人「認知症フレンドシップクラブ」が「認知症になっても安心して暮らせる地域づくり」を目指し2011年に北海道で初開催。認知症の人やその家族、福祉事業者、一般市民らによる襷リレーとして各地に広まり、北海道から九州までをつないだ昨年は約8千人が参加。今年は北海道から沖縄までを列島リレーする予定だ。
各地域でRUN伴を開催し、襷を本線へ合流させるといった動きが生まれる中、相模原でも一昨年、福祉事業者や商店街らの協力のもと中央区淵野辺周辺からリレーを実施。昨年は緑区から中央区、南区を経て、本線が通過する東京・町田市まで襷をつないだ。今年は地域を橋本・相模大野・藤野・新戸の市内4グループに広げ、相模原市役所周辺のゴールを目指す(ルートなど詳細は今後決定)。最終的に4本の襷を9月19日に本線を通る町田に届ける。
主管の実行委では8月10日まで参加者を募集中。当日は朝、市内各地点を出発する。誰でも参加可。襷リレー参加は一般で2500円(Tシャツや保険料など)が必要。申込みは、RUN伴ホームページ【URL】http://runtomo.jimdo.com/から。6月9日、21日に説明会を開催予定。(問)【電話】042・710・5027(株)ライフヘルプサービス御手洗さんへ。
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