市内クラブで練習に励む池田選手
ジョイスポーツクラブ相模原（中央区宮下）に所属する池田正美選手（25歳）が６月４、５日に代々木第一体育館で開催された第70回全日本体操種目別選手権女子跳馬決勝に出場し、４位の好成績を残した。
（公財）日本体操協会が主催する同大会では、個人種目それぞれの日本一が争われる。出場資格として４、５月に行われた全日本体操個人総合選手権とＮＨＫ杯の好成績が求められるが、ＤＶＤ動画提出による推薦出場も認められている。池田選手はこの推薦出場によって大会に臨んだ。
跳馬には14人が出場し、予選の上位８人が決勝へ。決勝では跳躍を２回実施し、その平均点で順位が争われた。予選を同率３位で通過した池田選手は、１回目に前方屈伸ハーフ、２回目にカサマツとびを披露。２回の平均で13・８５０点を記録したが、３位の選手が０・０２５点上回り、４位となった。「昨年に引き続き４位。今年こそは表彰台を狙っていました」と池田選手は悔しさを語った。
４月からジョイスポーツクラブ相模原の所属となった池田選手。同クラブで午前中に練習し、午後は体操の指導にあたる。「今回は、決勝で跳ぶ予定だった技を直前の調整で断念してしまいました。来年こそはその跳躍にチャレンジしたい。まずは今月末の国体予選で県代表に入れるよう頑張ります」と池田選手は話した。
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