市立広田小学校(広田/石坂美智子校長・児童数362人)の3年生58人が2月17日、食文化を学ぶための総合学習として、豆腐作りを行った。
市北部に位置する小松・城北地区の里山保全活動を行っている「『小松・城北』里山をまもる会」(樋口圭一会長)の協力のもと、児童は年間を通じて津久井在来大豆を栽培。そのまとめとして、収穫した大豆を原料とする豆腐作りに挑戦した。
当日は、中央区矢部にある越後屋豆腐店の西條政夫代表が作り方を指南。「ものを作る時に一番重要なのは、愛情を込めること」とコツを伝授した。手伝いに来た保護者の手を借りながら、児童はまず大豆をミキサーにかけて「呉」に。その後、まだ青臭さの残る呉を火にかけると、だんだんと甘い香りが立ち込めた。それをギュギュっと絞って豆乳にし、ニガリを入れたボールに一気に流し込み、静かに混ぜて約10分。熱々で、ふわふわの手作り豆腐が完成した。
できた豆腐はみんなで味見。作業の工程で分離して残ったおからまで、モグモグと食べる児童も。自作の豆腐について児童からは、「甘くておいしい」「スーパーで買ったものより自分たちで作ったほうがおいしい」「醤油をかけなくても味がある」といった感想が聞かれた。
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