「県立津久井やまゆり園」(千木良)の建替えに伴う入居者の転居が4月21日で完了した。
入居者の転居は4月5日から順次始まり、この日は事件後も同園で生活していた20人と他の施設の入居者を含めた40人が3台の車両に分かれて移動。午前中には全員がやまゆり園を後にし、全入居者の転居が完了した。
転居先は今年3月に閉園し、入居に合わせて防犯工事が行われた知的障害児施設「ひばりが丘学園」(横浜市港南区)の跡地。同園職員の多くも横浜へ職場を移し、入居者の生活を支援する。転居期間は建替えが終了する4年間を予定している。この日、入居者の見送りに訪れた同園元職員で千木良在住の太田顕さんは「4年後、また千木良で生活したいという人が一人でもいれば地元としてはもちろん歓迎したい」と話した。
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